« 近茶流料理教室 | トップページ | 舞姫 5回目の観劇 »

2008年3月19日 (水)

ウルビーノのヴィーナス展

お料理教室のあと、ウルビーノのヴィーナス展に行ってきました。

Im_venere080304_01_2

こうやって、何処に行った・・・、みたいなことを書いていると、 「もうお元気なんですね?」と言って下さる方がいらっしゃいますが、申し訳ありませんが、元気じゃないです。夜はチケットがサバけないから観劇だし、ウルビーノのヴィーナス展もチケットを買ってしまっていたので、ふらふらしながら行ってきました。

今回の展示品は全てイタリア国内の美術館、博物館からの出品でした。
ヴィーナス像の変遷を辿る、みたいなテーマで、壷やカメオ、大理石などの像などの古代の出土品から、中世期のものだと活版本など、ヴィーナスがどのように描かれてきたか、が、割と淡々と展示されています。

今回の展示会のタイトルにもなっている『ウルビーノのヴィーナス』
駅にも大きなポスターがあったりしてビビりますが、綺麗。
モデルが綺麗。
いくつかのビーナス像を見ればわかるのですが、このビーナス像は、肌も張りがあって、豊満とまではいかないスタイルが美しく、なにより蠱惑的な眼差しと表情が、女としての愛らしさを強調している。
グィドバルド・ウルビーノの婚礼の祝いの依頼品で、モデルはその花嫁ではないか、という説があるらしいのですが、モデルさん、素人とは思えないのですが・・・・。
でも、綺麗です。

20080303_479520_2 こちらが蠱惑的なら、官能的だったのは、ルカ・カンピアーゾの『アドニスの死』
死んだアドニスを抱くようにしたヴィーナスの横顔、アドニスはこちら側に足を投げ出して、ヴィーナスの影に死に顔が見えるのですが、光を失ったばかりの瞳が描かれていて、それが官能的な雰囲気を感じさせました。ヴィーナス、アドニス、アモールの肌が、ペイルブルーと言えばいいような色合いで描かれているのも綺麗。

絵画、文学などの歴史的には、興味深い解説が多かったのですが、こころ惹かれた絵画はこの2点でした。
図録は、1点、1点の解説の他、論文も載せられているかなり充実した内容でしたが、今回は購入を見送り。

|

« 近茶流料理教室 | トップページ | 舞姫 5回目の観劇 »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

はなさん 体調がおかしいことに気を奪われて、レスをお返ししていなくて、ごめんなさい。

はなさんも、この2つがお好きなのですね!
「アドニスの死」は、本当に展示室に入った途端、眼を惹かれました。

投稿: 曜子 | 2008年4月 4日 (金) 00時45分

ごめんなさい~!
最近ブログの手入れが出来てなくてTBお返しするのがめちゃくちゃおそくなってしまいました・・・

私もこの2点が好きだったんです!
《ウルビーノのヴィーナス》とこの《アドニスの死》!
ウルビーノの…モデルが素人じゃないっていう感想、すごく共感しちゃいます~!

投稿: はな | 2008年3月23日 (日) 18時05分

Takさん こんにちは

>最初の方の展示はかなりマニアックな感じしました。

こういう趣向の美術展は、多分初めてなので、ちょっと戸惑いました。
東博のダ・ヴィンチ展が近い趣向だったでしょうか?

>想像以上に「濃い」展覧会でした。

予想の範囲外で濃かったです。
民族や文化の深いところが仄見えるようなのに、理解しきれないもどかしさを感じました。
学術や風俗の歴史って本当に深いなー、と思いました。

投稿: 曜子 | 2008年3月21日 (金) 15時19分

こんにちは。

最初の方の展示はかなり
マニアックな感じしました。
階下の展示室が秀逸ですね。
ウルビーノの美しさに加え
マニエリスムの奇怪なビーナスまで。

想像以上に「濃い」展覧会でした。

投稿: Tak | 2008年3月20日 (木) 09時30分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/501073/40556843

この記事へのトラックバック一覧です: ウルビーノのヴィーナス展:

» 「ウルビーノのヴィーナス」 [弐代目・青い日記帳 ]
国立西洋美術館で明日3月4日から開催される 「ウフィツィ美術館の至宝 ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜」展の開会式、内覧会及びレセプションに参加して来ました。 土日と仕事だったため、今日は代休。 運よく午後2時半から行われた開会式、内覧会に参加することできました。 国立西洋美術館館長、青柳正規氏。読売新聞社代表取締役社長、内山斉氏。 展覧会総合監修者、クリスティーナ・アチディーニ氏他による開催を告げるスピーチの後、高円宮妃久子さまによるテープカット... [続きを読む]

受信: 2008年3月20日 (木) 09時27分

» ウルビーノのヴィーナス [はなことば]
駅などで「こんなんいいんですか?」と目のやり場に困るような広告を展開している、「ウルビーノのヴィーナス 古代からルネサンス、美の女神の系譜」展を見に、国立西洋美術館に行ってきました!初日にです!!フットワーク軽いな、自分!(会期:2008年3月4日から5月18日ま..... [続きを読む]

受信: 2008年3月23日 (日) 18時03分

» 国立西洋美術館で「ウルビーノのヴィーナス」展を観る! [とんとん・にっき]
東京・上野の国立西洋美術館で開催されている「ウルビーノのヴィーナス」展を観てきました。いうまでもなくルネサンス屈指の女神であるティツィアーノの「ウルビーノのヴィーナス」が今回の目玉です。副題として(小さく書いてありますが)、「古代からルネサンス、... [続きを読む]

受信: 2008年4月11日 (金) 21時12分

« 近茶流料理教室 | トップページ | 舞姫 5回目の観劇 »