ウルビーノのヴィーナス展
お料理教室のあと、ウルビーノのヴィーナス展に行ってきました。
こうやって、何処に行った・・・、みたいなことを書いていると、 「もうお元気なんですね?」と言って下さる方がいらっしゃいますが、申し訳ありませんが、元気じゃないです。夜はチケットがサバけないから観劇だし、ウルビーノのヴィーナス展もチケットを買ってしまっていたので、ふらふらしながら行ってきました。
今回の展示品は全てイタリア国内の美術館、博物館からの出品でした。
ヴィーナス像の変遷を辿る、みたいなテーマで、壷やカメオ、大理石などの像などの古代の出土品から、中世期のものだと活版本など、ヴィーナスがどのように描かれてきたか、が、割と淡々と展示されています。
今回の展示会のタイトルにもなっている『ウルビーノのヴィーナス』
駅にも大きなポスターがあったりしてビビりますが、綺麗。
モデルが綺麗。
いくつかのビーナス像を見ればわかるのですが、このビーナス像は、肌も張りがあって、豊満とまではいかないスタイルが美しく、なにより蠱惑的な眼差しと表情が、女としての愛らしさを強調している。
グィドバルド・ウルビーノの婚礼の祝いの依頼品で、モデルはその花嫁ではないか、という説があるらしいのですが、モデルさん、素人とは思えないのですが・・・・。
でも、綺麗です。
こちらが蠱惑的なら、官能的だったのは、ルカ・カンピアーゾの『アドニスの死』
死んだアドニスを抱くようにしたヴィーナスの横顔、アドニスはこちら側に足を投げ出して、ヴィーナスの影に死に顔が見えるのですが、光を失ったばかりの瞳が描かれていて、それが官能的な雰囲気を感じさせました。ヴィーナス、アドニス、アモールの肌が、ペイルブルーと言えばいいような色合いで描かれているのも綺麗。
絵画、文学などの歴史的には、興味深い解説が多かったのですが、こころ惹かれた絵画はこの2点でした。
図録は、1点、1点の解説の他、論文も載せられているかなり充実した内容でしたが、今回は購入を見送り。
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コメント
はなさん 体調がおかしいことに気を奪われて、レスをお返ししていなくて、ごめんなさい。
はなさんも、この2つがお好きなのですね!
「アドニスの死」は、本当に展示室に入った途端、眼を惹かれました。
投稿: 曜子 | 2008年4月 4日 (金) 00時45分
ごめんなさい~!
最近ブログの手入れが出来てなくてTBお返しするのがめちゃくちゃおそくなってしまいました・・・
私もこの2点が好きだったんです!
《ウルビーノのヴィーナス》とこの《アドニスの死》!
ウルビーノの…モデルが素人じゃないっていう感想、すごく共感しちゃいます~!
投稿: はな | 2008年3月23日 (日) 18時05分
Takさん こんにちは
>最初の方の展示はかなりマニアックな感じしました。
こういう趣向の美術展は、多分初めてなので、ちょっと戸惑いました。
東博のダ・ヴィンチ展が近い趣向だったでしょうか?
>想像以上に「濃い」展覧会でした。
予想の範囲外で濃かったです。
民族や文化の深いところが仄見えるようなのに、理解しきれないもどかしさを感じました。
学術や風俗の歴史って本当に深いなー、と思いました。
投稿: 曜子 | 2008年3月21日 (金) 15時19分
こんにちは。
最初の方の展示はかなり
マニアックな感じしました。
階下の展示室が秀逸ですね。
ウルビーノの美しさに加え
マニエリスムの奇怪なビーナスまで。
想像以上に「濃い」展覧会でした。
投稿: Tak | 2008年3月20日 (木) 09時30分